Portとはよくドアに例えられます
それではPortの定義を確認しましょう
Portとは英語で港という意味があります。そしてこのように言われています
Wikipediaより
ポート(英: port)はIPネットワークの各ホスト上で、複数アプリケーションへ通信を振り分けるために用意された、論理的な情報の送受信口である
と書かれいる通り、インターネットを使用する際に必要な扉のようなものになります。
Portには番号が割り当てられていて、0~65535番まであります。
ちなみにこの65535というのは16ビットで2バイトのことです。
そしてこのポート番号にはそれぞれ区分があります。
Portについてこれだけの番号があるからどれを使ってもいいだろうと考える人がいるかもしれません
だめですよ
まず、0番Portは使ってはいけません。
0番のPortはAnyPortと呼ばれ、特殊なポート番号になります。
役目はアプリケーションに対して、動的に別番号の空きポートを割り当てることができます。
そして次に0~1023番のPortもなるべく使わない方がいい
これはさっきにも説明した、システムポートだから
基本的なシステムサービスやプロトコルで使用される番号であり使いたいPortがあっても埋まってしまっていることがあるからです。
またUnix系のOSでは、0~1023番のPortを使用する際にはroot権限が必要になります。
Portの使用には1024~65535番までの範囲から選ぶほうがいいですね。
続いてPortの使用状況を確認していく方法について説明します。
まず以下の二つのコマンドについてです。
netstat -ano
netstat -a
上記のコマンドをコマンドプロント(ターミナル)で実行すると使われているPortが出てきます。
ですがこれを一つ一つ確認していると日が暮れます。
そこで特定の番号が空いているかを確かめるコマンドがあります。
Windows PowerShellで以下のコマンドを打ってください
Get-NetTCPConnection -LocalPort 2200
この場合だと2200番のPortの通信状況を表示します
Portが使われていない場合だとこのように表示されます
Get-NetTCPConnection : プロパティ 'LocalPort' が '2200' の MSFT_NetTCPConnection オブジェクトが見つかりません。プロパティの値を確認してから再試行してください。
発生場所 行:1 文字:1
+ Get-NetTCPConnection -LocalPort 2200
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
+ CategoryInfo : ObjectNotFound: (2200:UInt16) [Get-NetTCPConnection], CimJobException
+ FullyQualifiedErrorId : CmdletizationQuery_NotFound_LocalPort,Get-NetTCPConnection
逆に使われている場合は以下のように表示されます
LocalAddress LocalPort RemoteAddress RemotePort State AppliedSetting
------------ --------- ------------- ---------- ----- --------------
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 TimeWait
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
000.000.000.000 8000 000.000.000.000 99999 Established Internet
0.0.0.0 8000 0.0.0.0 0 Listen
このように通信状況が出ます
ものによっては1,2行しか出ないやつもあります
ipconfig
ここのデフォルトゲートウェイの欄にルーターのIPアドレスが表示されています。
ここではルータのIPアドレスが192.168.1.1だった場合で設定を行っていきます。
【IPアドレス欄】の末尾の数字はほかの機器と重ならない値を設定してください
ここでは192.168.1.10
つぎに【サブネットマスク】には255.255.255.0を入力してください
つぎに【ゲートウェイ】にはルーターのIPアドレス192.168.1.1を入力してください
最後に【優先DNS】もルーターのIPアドレス192.168.1.1を入力してください
全て入力し終わったら保存をしてください
設定が終わったらまたipconfigで設定が反映できているか確認してください
ゲームプログラミングやウェブ開発、アプリ開発を主にしてます。